DAISYとは

DAISYロゴ

DAISY(Digital Accessible Information System アクセシブル情報システム)は、視覚障害者のための、カセットテープの替わりの長時間収録できるCD図書を作るシステム「初代デイジー」として誕生しました。使用に耐えるカセットテープがなくなってしまった現在、このシステムの採用が正しい判断であったことを示しました。

デイジーが国際標準としてIFLA(国際図書館協会連合)のSLB(Section of Library for the Blind 盲人図書館部会)で「標準」とされてから、デイジーコンソーシアム(国際共同開発機構)が結成され、DAISY仕様2.0が開発されました。

この仕様が開発されるまでには、最後までアメリカの参加が遅れました。これは仕様2.0に含まれている次の点が大きな変革をもたらすことになるからでした。
  クローズではなくオープンなシステム(ADPCM2→WAV)
  インターネット標準技術の採用(SMIL 1.0)
国内で提供されているSigtunaDAR3は、最初からDAISY仕様2.0に基づいて開発されたアプリケーションです。仕様2.0はマルチメディア対応ですから、音声のみの図書からフルテキストにイメージをもシンクロ(同期)させた図書までを作ることができます。

マルチメディアを使った表現(音声・テキスト・イメージ画像)ができることから、弱視者(35万人の半数は見えます)だけではなく、学習障害、知的障害、その他何らかの障害のために通常の読書が困難な方からお年寄りまで、使用可能な図書と言われるようになってきました。
既に、10数点が「DAISY eBOOK」として市販されてもいます。

デイジーコンソーシアムでは、動画も扱えるようになる仕様3.0の開発が行われていましたが、2002年3月に「ANSI/NISO z39.86-2002」として、アメリカの標準として成立し、現在に至っています。
インターネット標準技術によるデータであることから、OSを問わず活用ができ、将来、webサイトからのダウンローディングなども視野に入ってきました。

※ SMIL(Synchronized Multi-media Integration Languege スマイル)